株式会社日立情報通信エンジニアリング(ひたちじょうほうつうしんエンジニアリング、英: Hitachi Information & Telecommunication Engineering, Ltd.)はみなとみらいに本社を置く、主に情報通信機器の設計,開発を行う企業。日立グループの情報通信分野の中核を担う企業の一つ。

概要

2006年に株式会社日立インフォメーションテクノロジーと日立ハイブリットネットワーク株式会社が合併し、発足した。 WIDEプロジェクトスポンサー。

2007年、玉川大学広田教授らと共に、世界初の商用光ファイバ伝送路を用いた量子暗号通信に成功した。

2019年、健康経営優良法人認定制度において、ホワイト500の認定を受けた。

主な事業

エンジニアリング

LSI開発、特にミッションクリティカルな基幹システム向けの高信頼FPGA設計 およびMDB手法による画像処理LSIの開発に強みを持つ。量子アプリ社会実装コンソーシアムにおいて、中性子照射試験サポート・ソフトエラー対策のコンサルティングを務める。

ネットワーキング

情報通信機器の製造だけでなく、NI事業も手がける。シスコシステムズのゴールドインテグレーターであり、2021年にSecurity Partner of the Yearを受賞している。

ipテレフォニーの国内市場で約7割のシェアを持つ。2023年に、事業所用デジタルコードレス電話システムの新機種向け端末を発表した。

沿革

  • 2006年(平成18年)10月 - 株式会社日立インフォメーションテクノロジーと日立ハイブリッドネットワーク株式会社の合併により、日立情報通信エンジニアリング株式会社となる。
  • 2013年(平成25年)4月 - 日立情報通信エンジニアリング株式会社と日立コンピューター機器株式会社が合併し、株式会社日立情報通信エンジニアリングとなる。

スポーツ

バドミントン部

S/Jリーグ所属の実業団バドミントンチームを擁する。 神奈川県を中心に地域活動を行っている。

外部リンク

  • 日立情報通信エンジニアリング
  • 日立情報通信エンジニアリング (Hitachi.ite) - Facebook
  • 日立情報通信エンジニアリング - YouTubeチャンネル
  • 日立情報通信エンジニアリングバドミントン部 (@hitachi.badminton) - Instagram

脚注

注釈

出典


日立情報通信エンジニアリング on Twitter

日立情報通信エンジニアリング on Twitter

企業情報:日立情報通信エンジニアリング

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沿革:日立情報通信エンジニアリング