開水白菜(カイシュイパイツァイ)は、四川料理の1つ。辛くない四川料理として知られる。
概要
ハクサイを用いたスープ料理である。
「開水」は「鶏、アヒル、スペアリブなどから作ったスープ」の意である。「開水」は清湯であり、このスープでハクサイを煮る。四川にトウガラシが入ってくる前の古典料理である。
高級中華料理店などでは、ハクサイを花に見立てた盛り付けにすることもある。
日本では、ハクサイの花芯を使って作った自作の開水白菜にスープをかけ、ハクサイが蓮の花が開花ように開くする様子を撮影した動画がSNSで絶賛されたことがある。
メディアでの登場
- カンフーシェフ - 香港映画。映画の最後の料理コンテストの課題料理として登場。ライバルチームが凝った素材を使用した宮廷料理のスープにしたのに対し、ケン・ロン(呉建豪)はありふれた食材をていねいに調理し、優勝する。
参考書籍
- 崔岱遠(著/文)、李楊樺(イラスト)、川浩二(翻訳)『中国くいしんぼう辞典』みすず書房、2019年。ISBN 978-4622088271。
出典
外部リンク



