笠松グランプリ(かさまつグランプリ)は、岐阜県地方競馬組合が笠松競馬場ダート1400mで施行する地方競馬の重賞競走(SPI)である。正式名称は「農林水産大臣賞典 笠松グランプリ」。
概要
2004年まで交流重賞として全日本サラブレッドカップの名称で行われていたが、2005年は赤字予算であることから重賞競走の見直しが行われたため、ダートグレード競走から外れて東海・北陸・近畿交流競走となり、あわせて競走名も変更された。2006年から2011年までは東海・北陸・近畿・中国交流競走として施行され、2006年は「飛騨美濃合併130周年記念ファイナル」の副称が付いて施行された。2012年からは地方全国交流競走として施行されている。
2019年の本競走が笠松競馬場のフルゲートが12頭に拡大されてから初めて12頭立てで施行された重賞である。
2024年に競走名が「農林水産大臣賞典 笠松グランプリ」となる。
条件・賞金等(2024年)
- 出走条件
- サラブレッド系3歳以上、地方全国交流。他地区所属馬は前年11月21日から本年11月28日の期間に自場所属として出走歴がある馬。東海所属馬は前年11月21日から本年11月29日の期間に東海所属として出走歴があり、同期間最終日時点でA級格付け以上の馬。
- 出走枠は他地区所属馬5頭以下、東海所属は7頭以上(原則笠松4頭以上、名古屋3頭以下)。
- 東海クラウンの2着以上の馬に優先出走権がある。
- 負担重量
- 別定(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)
- 賞金額
- 1着1,200万円、2着420万円、3着240万円、4着120万円、5着60万円、着外12万円。
- 副賞
- 農林水産大臣賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、(一社)岐阜県馬主会会長賞。
歴代優勝馬
- 全て笠松競馬場ダート1400mで施行。
- Rはコースレコードを示す。
脚注・出典
注釈
出典
各回競走結果の出典
- 笠松グランプリ 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
- JBISサーチ
- 2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年
関連項目
- スプリント - かつて1着馬に本競走への優先出走権が与えられていた東海・北陸・近畿・中国所属交流重賞(廃止)
- オグリキャップ記念 - 現在笠松競馬場で行われている地方全国交流重賞
- 全日本サラブレッドカップ - 当該競走の前身




