ブルーサン(欧字名:Blue Sun、2021年3月23日 - )は、日本の競走馬。2024年の雲取賞の勝ち馬である。
馬名の意味は、青い太陽(火星から見た夕日の色)。
戦績
2歳(2023年)
2023年7月22日、中京競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1600m)で、鞍上岩田望来でデビュー。2番手を進んでいたが他馬から大きく放され、最下位の8着で入線した。続く小倉競馬場の2歳未勝利戦では、地方競馬の佐賀競馬場所属の飛田愛斗を起用。最後方からのスタートとなり、7着入線。3戦目は同じく小倉の未勝利戦に出走。鞍上は和田竜二。先頭を争う形でレースを進めて行くが、5着となった。
芝からダートにコースを替えた初戦は、京都競馬場の2歳未勝利戦に富田暁を鞍上に出走。スタートから先頭を行ったが、後方から交わされ2着。続く京都の未勝利戦は、鞍上を和田に戻して出走。1番人気に推される中、今回もダッシュよく先頭を進み、5戦目にして初勝利し人気に応えた。中山競馬場の2歳1勝クラスは石橋脩を鞍上に、先頭からレースを進めて行くが、後続から差されて2着となった。
3歳(2024年)
3歳初戦は京都に舞台を戻し、鞍上を富田にして始動。1番人気に推されてはいたが、先頭を取ることが出来ず、そのまま5着となった。2戦目も京都にて出走。鞍上はまた和田に戻した。不良馬場でのレースとなったが、先頭でレースを進め、2勝目を飾った。次のレースとして選択したのは、初の重賞挑戦となる雲取賞(JpnIII)。道中ではイーグルノワールとサントノーレに前を譲らず、先頭でレースを進め、直線では鞍上の鞭に反応。最後は後方からアマンテビアンコが迫ってきたが、叩き合いを制し重賞初制覇を飾り、羽田盃の優先出走権を得た。
しかし不良馬場で行われた羽田盃は2番人気に推されたが、8着と殿負けを喫した。3歳ダート二冠目の東京ダービーへの出走は叶わず、リステッド競走の鳳雛ステークスに出走し、カシマエスパーダの2着に入った。
その後は小倉競馬場ダート1700mで行われたプロキオンステークスで古馬と初対決したが、14着と大敗した。さらに新潟競馬場のレパードステークスでは鞍上は石橋に戻ったが、8着と敗れた。このレースの約1週間後となる8月10日に管理調教師の川村禎彦が死去したため、同月14日付で馬房の臨時貸付を受けた庄野靖志厩舎に転厩。さらに庄野の臨時貸付期間が終了したため、10月21日付で新規開業した宮地貴稔厩舎に転厩した。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.comおよびJBISサーチの情報に基づく。
- 競走成績は2024年11月17日現在
血統表
- 叔父に2021年・2023年の東京スプリントなど重賞3勝を挙げたリュウノユキナがいる。
- 祖母ネオカラーの半姉に2007年TCK女王盃勝ち馬のサウンドザビーチがいる。
- そのほかの近親はオーハヤブサ#おもな牝系図を参照。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ


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