香取神社(かとりじんじゃ)は、埼玉県三郷市の神社。

歴史

創建年代は不明である。ただ江戸時代後期の地誌『新編武蔵風土記稿』に掲載されていることから、その頃までには既に存在していたものと推測される。かつての当地は下総国葛飾郡であり、下総国一宮の香取神宮から分霊を勧請したという。近くの東光院が別当寺であった。明治初期の神仏分離により、別当寺の任を解かれたが、1979年(昭和54年)までは、東光院で直会が行われていた。現在は境内内の集会所で行われている。

1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1907年(明治40年)の神社合祀により、周辺の2社が合祀された。

文化財

  • 二郷半囃子・里神楽(三郷市指定無形民俗文化財 昭和50年2月19日指定)

交通アクセス

  • 路線バス流通団地北停留所より徒歩19分。

脚注

参考文献

  • 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 大里・北葛飾・比企』埼玉県神社庁、1992年

[埼玉県三郷市] 香取神社(花和田) 神まうで 日本の神社訪問記

香取神社(三郷市花和田)

香取神社(東京都江戸川区)2

香取神社(三郷市上彦名)

香取神社(三郷市上口1)