福田(ふくた)は、愛知県名古屋市港区の地名。現行行政地名は福田一丁目及び福田二丁目。また、戸田川の一部に南陽町大字福田が残存している。住居表示未実施。
地理
名古屋市港区の北西部に位置し、東に船頭場と小賀須、西に八百島、南に知多、北に中川区江松と接する。
歴史
沿革
- 1640年(寛永17年) - 鬼頭景義の先導により東福田新田を干拓。
- 1872年(明治5年)1月 - 東海道のルートが熱田から福田を経て前ケ須新田(現在の弥富市)を通る新道に変更される。
- 1884年(明治17年)8月11日 - 福田新田が東福田村と西福田村に分割され、海東郡東福田村が成立。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 海東郡東福田村が同郡福田村となる。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 合併に伴い、海東郡南陽村大字福田となる。
- 1913年(大正2年)7月1日 - 海部郡成立に伴い、同郡南陽村大字福田となる。
- 1928年(昭和3年)7月10日 - 南陽村大字江松の全域を編入する。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 町制施行に伴い、海部郡南陽村大字福田となる。
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 名古屋市編入に伴い、同市港区南陽町大字福田となる。
- 1988年(昭和63年)11月27日 - 一部が七反野・知多・小賀須・船頭場・福田・八百島・東蟹田にそれぞれ編入される。同時に福田一丁目および福田二丁目が成立。
- このほか、西蟹田・春田野一丁目から同三丁目・東茶屋一丁目・西茶屋一丁目・秋葉一丁目・大西一丁目および大西二丁目にそれぞれ編入されている。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
- 愛知県道106号鳥ヶ地名古屋線
施設
- 福田東公園
- 福田二丁目に所在。1973年(昭和48年)8月20日供用開始。
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 455-0887(集配局:名古屋港郵便局)。
脚注
注釈
出典
WEB
書籍
関連項目
- 名古屋市の地名
- 福田 (曖昧さ回避)
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、福田 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。


