ホクトペンダントは、日本生まれの競走馬、繁殖牝馬。現役時の成績は、報知杯4歳牝馬特別(G2)2着、桜花賞5着。母のホクトビーナスも1989年の桜花賞で2着だったことから、母娘二代で桜花賞の掲示板に載ることとなった。その後の活躍も期待されたが、母のホクトビーナスが急死したことから、桜花賞を最後に現役を引退し、繁殖牝馬となった。半兄のホクトフィーバス(父ミルジョージ)は、29戦8勝で福島民報杯などのオープン特別を4勝し、主に短距離路線で活躍した。また、伯父ホクトヘリオスは、京成杯3歳S(GII)、中山記念 (GII) など重賞5勝、叔父ホクトフィルは、朝日杯3歳ステークス (GI) 3着など近親に活躍馬も多い。

経歴

1995年9月に阪神の新馬戦でデビュー。単勝1.4倍の圧倒的1番人気に支持され、2番手追走から直線楽に抜け出して快勝。続く、500万下条件戦では2戦続けて2着、フェアリーS(G3)6着、フローラS(OP)2着を経て、母のホクトビーナスも勝利した、うぐいす賞(500万下)で勝利しクラッシック路線にのることとなった。その後、桜花賞を目標に、トライアルの報知杯4歳牝馬特別(G2)でリトルオードリーの2着となり、優先出走戦を確保。本番の桜花賞は、ファイトガリバーの5着となり、母のホクトビーナスも1989年の桜花賞で2着だったことから、母娘二代で桜花賞の掲示板に載ることとなった。その後の活躍も期待されたが、母のホクトビーナスが急死したことから、桜花賞を最後に現役を引退し、繁殖牝馬となった。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.comおよびJBISサーチに基づく。

繁殖牝馬時代

代表産駒は3番仔のビーナスライン(父フジキセキ)で函館スプリントS(GⅢ)優勝など36戦6勝の成績を残した。このほか5番仔チョウカイファイト(父アグネスタキオン)が福島民報杯優勝など35戦9勝と活躍している。

ホクトペンダントの主要なファミリーライン

ホクトヒシヨウ 1976
|ホクトビーナス 1986(3戦2勝、桜花賞2着)
||ホクトペンダント 1993(2勝)
|||ビーナスライン 2001(6勝、函館スプリントステークス)
||||スマッシュハート 2011
||||トーホウビスカヤ 2014(1勝)
||ホクトスプライト(3勝)1996
|||リバティスプライト 2003
||||ビバラビダ 2013(3勝)

エピソード

  • 本馬も、母のホクトビーナスも、うぐいす賞(500万下)で勝利した後に桜花賞に出場し、その後、後継繁殖牝馬となるため桜花賞を最後に引退している。

血統表


脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ

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