タッカー・ジャクソン・バーンハートTucker Jackson Barnhart, 1991年1月7日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス出身のプロ野球選手(捕手)。右投左打。MLBのテキサス・レンジャーズ傘下所属。愛称はバーニー

経歴

プロ入りとレッズ時代

2009年のMLBドラフト10巡目(全体299位)でシンシナティ・レッズから指名され契約。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッズで14試合に出場し、打率.208、6打点だった。

2010年はルーキー級ビリングス・マスタングズで35試合に出場し、打率.306、12打点、4盗塁だった。

2011年はA級デイトン・ドラゴンズで97試合に出場し、打率.273、3本塁打、43打点、2盗塁だった。

2012年はA 級ベイカーズフィールド・ブレイズで59試合に出場し、打率.278、4本塁打、22打点だった。7月にAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズへ昇格。41試合に出場し、打率.200、2本塁打、12打点、1盗塁、だった。

2013年はAA級ペンサコーラで98試合に出場し、打率.260、3本塁打、44打点、1盗塁だった。オフの11月20日に40人枠入りを果たした。

2014年は正捕手のデビン・メソラコが故障で離脱したため、開幕ロースター入りし、4月3日のセントルイス・カージナルス戦でメジャーデビュー。「8番・捕手」として先発起用され、4打数無安打、1三振に終わった。3試合に出場後、4月7日にメソラコが復帰したため、AAA級ルイビル・バッツへ降格した。同年は21試合に出場し、打率は.185ながらメジャー初本塁打を放ち、打点も記録した。守備では20試合でマスクを被り、無失策・盗塁阻止率67%(許盗塁4・盗塁刺8)という成績を記録した。

2015年は出場機会を大幅に増やし、81試合でプレーした。打撃面では打率.252、3本塁打、18打点を記録した。捕手守備は、73試合守って2失策、守備率.996、盗塁阻止率29%に終わった。1試合だけ右翼手も守ったが守備機会はなかった。

2016年は正捕手として出場機会を更に増やし、115試合に出場し、打率.257、7本塁打、51打点を記録した。

2017年シーズン中の9月22日に4年契約で2022年については球団側に選択権のあるオプション契約で契約延長した。同年、ゴールドグラブ賞を初受賞した。

2019年は中程度に腹斜筋を痛めてしまい、故障者リスト入りした。8月下旬にはスイッチヒッターを断念し、左打者に転向した。

2020年は2年ぶり2度目となるゴールドグラブ賞を受賞した。

タイガース時代

2021年11月3日にニック・キンタナとのトレードでデトロイト・タイガースへ移籍した。背番号は尊敬するサーマン・マンソンが着用していた15を選んだ。

2022年オフの11月6日にFAとなった。

カブス時代

2022年12月29日にシカゴ・カブスと2年契約を結んだ。

翌2023年8月19日にDFAとなり、翌20日に自由契約となった。

ドジャース傘下時代

同年9月1日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、同日中にAAA級オクラホマシティ・ベースボールクラブに配属された。オフの11月6日にFAとなった。

ダイヤモンドバックス時代

2023年12月26日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ後、翌2024年1月2日に契約を結び直した。

2024年のスプリングトレーニングに招待選手として参加し、3月25日に開幕ロースターに登録された。しかし、31試合の出場に留まり、打率.173、14安打、31三振、OPS.497と不振にあえぎ、7月2日にDFA、6日に自由契約となった。

レッズ復帰

同年8月6日にレッズとマイナー契約を結び、3年半ぶりに同チームに復帰。翌7日にはAAA級ルイビル・バッツに配属された。ただ、メジャーに昇格することは無く、オフの11月4日にFAとなった。結局、この年メジャーではデビュー以来初めて本塁打を1本も放てずにシーズンを終えた。

レンジャーズ傘下時代

2024年12月14日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。

人物

投手のドリュー・ストーレンやNBA選手のゴードン・ヘイワードは同じインディアナポリス出身で、子供の頃からの友人である。

秋山翔吾のレッズ入団が決まった際、Twitterで「日本語が学びたいです。」と日本語でツイートした。

詳細情報

年度別打撃成績

  • 2024年度シーズン終了時

MLBポストシーズン打撃成績

  • 2024年度シーズン終了時

年度別投手成績

  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

捕手守備
内野守備
外野守備
  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

表彰

  • ゴールドグラブ賞(捕手部門):2回(2017年、2020年)

背番号

  • 16(2014年 - 2021年、2024年)
  • 15(2022年)
  • 18(2023年)

脚注

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 B

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Tucker Barnhart stats MiLB.com (英語)
  • Tucker Barnhart (@Tucker_Barnhart) - X(旧Twitter)

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